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美しい本

2006.01.29 Sun
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この本を買ったのは自分が四級建築士ぐらいの頃だったか、ずいぶんと昔に買った気がする。本の重厚かつ品のある雰囲気は他の洋書が霞んでしまうほどで、これを今買わねば絶対後悔するに違いないと思い、買ってしまったのものだ。なのに、その時はレヴェレンツという建築家をまったく知らなかったのである(現在でも詳しくは知らない)。おそらくブックデザインが違っていたら買っていなかったであろう。「Architect Sigurd Lewerentz Photographs of the work & Drawings」この本は美しい写真とドローイングが一卷づつひとつのスリップケースに納められている。本来であれば、ひとつにしてしまうところをあえて二つ(二卷)に分けているところは、住宅でいえばパブリックゾーンとプライベートゾーンを別棟にして建てるようでとても贅沢な試みだ。本棚から取り出し、さらにスリップケースから取り出して本を開くまでの動作が儀式的でとても気分がいい。そして、建築(写真)とドローイングを同時に見てうっとりして下さいということなのだろうか。この本から北欧モダンの魅力に徐々に引込まれていったのである。

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