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さよならユーゴスラヴィア

2006.06.30 Fri
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というタイトルの記事が創刊間もない「CALCiO 2002」に掲載されていたことを今でもはっきりとおぼえている。セリエAの記事が大半を占める中にあって旧ユーゴスラヴィアの解体とともに、あの美しいフットボールも消滅してしまうのだろうかという小さな記事に少なからずショックを受けた。おりしもジヴァティノビッチ率いるプラーヴィ(ユーゴスラヴィア代表)がユーロ2000の予選をほんの一時期ではあるけども順調に勝ち進んでいた時期でもあったからだ。その後、世界選抜のようだった世代が代表から引退していくと同時に国名がセルビア・モンテネグロへと変わった。もはや、かつてのプラーヴィではなくなってしまったかと思っていたのだが、W杯ドイツ大会予選を同組のスペインを抑え、堂々の一位通過をはたしてしまったのだ。それは“最後にひと花咲かせてくれるのでは”という淡い期待を抱かせるのに十分な結果であった。しかし、私の期待とは裏腹にドイツ大会は惨澹たる結果(悪癖でもある)に終わってしまった。ドイツ大会でのプラーヴィに、かつてタレントの宝庫といわれていたチームの姿を見い出すことはできなかった。そのセンチメンタルな光景(プレイ)が、旧ユーゴスラヴィア代表チームの本当の終わりを告げているように見えてならなかった。しかし悲観はしていない。旧ユーゴ勢はどの国も強い、それだけ激戦が増えるわけだからヨーロッパのフットボールは、さらに魅力を増していくのだ。

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