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志比大工

2007.04.12 Thu
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「街道をゆく/越前の諸道」に志比大工にふれたくだりがる。奈良仏教、天台、真言、東西本願寺などは古くから建物を文化財とみる風があって堂塔伽藍をこんにちまで維持してきた。永平寺にはその風がない。しばしば火災に見舞われ、しばしば建てかえられてきた。そのつど「志比大工」たちが活躍するわけで、かれらの腕がなまるいとまがなかったであろう、と。そんなことを考えながら七堂伽藍を巡った。空が気持ちく晴れ渡り杉木立から射し込む太陽の光で薄く積った雪がとけはじめていた。その状況と建築物との関係に風情を感じていると法堂の基壇で老和尚がひなたぼっこをしていた。それがまたいっそう風情を深めていた。

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